老化は何歳から?

『霊枢:天年第五十四』には、100歳で天年を全うするという仮定で、
年齢に応じた身体の変化が詳しく述べてある。
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四十歳五藏六府十二經脉皆大盛以平定
腠理始踈榮華頽落髮頗班白平盛不揺故好坐
五十歳肝氣始衰肝葉始薄膽汁始減目始不明
六十歳心氣始衰善憂悲血氣懈惰故好臥
七十歳脾氣虚皮膚枯
八十歳肺氣衰魄離故言善悞
九十歳腎氣焦四藏經脉空虚
百歳五藏皆虚神氣皆去形骸獨居而終矣
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40歳になると、五臓六腑や経脈の働きは非常に盛んとなるが、
皮膚の肌理が少しずつ粗くなり、顔のつやに陰りが見え始め、
白髪が出始め、良く座ることを好むようになってくる。
50歳になると、肝の蔵が衰えはじめ、視力が低下し始める。
60歳になると、心の蔵が衰えはじめ、よく憂い悲しむようになり、よく寝転ぶようになりる。
70歳になると、脾の蔵が衰えはじめ、皮膚はつやを失いしわがより、カサカサになる。
身体を動かすのが辛くなる。
80歳になると、肺の蔵が衰えはじめ、よく言葉を間違えるようになる。
90歳になると、腎の蔵が衰えはじめ、四蔵の経脈を流れる気血はわずかとなる。
100歳になると、五臓の機能すべてが衰え、全ての経脈は空虚となる。
そして、形骸だけが残り寿命を迎える。
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数えの40歳を超えると、生命力は頂点を極めると同時に衰え始め、
その兆候が体表へと現れてくる。
所謂、老化の始まりである。
実際に初老の年齢40才位から自らの老いを感じるようになるのであろう。
女性の場合は、これより早く35歳から老化が始まると
『素問:上古天真論篇第一』に記載がある。
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寿命が100歳とするならば、人生の半分以上は老いである。
「養生によって老化を少しでも緩やかなものに出来れば
この天年に近づくことができる。」と黄帝内経が語っているようだ。

平成庚寅年 大暑

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osamu
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